飼い主と愛犬と生き方の選択を迎える日


なんとなく
なんとなくなんだけれど、
先生のブログを読んでいると
時折そんな気配を感じるところもあったりしたの。不思議だよね。

… けど当然だよね。
いつまでも無邪気なまま
いつまでも可愛い子供のまま
歳を重ねているんだもの。

どの子も特別な存在なのに、特別待遇なんかはなく、どの子も同じように歳を重ねているんだもの。

気付いた時には、いつの間にか玉手箱を開けたように真っ白な姿になってるんだもの…。




「なんとしても長く生かせる」という延命治療が最善の方法ではない。
ペットと飼主の関係、そしてこれまで一緒に過ごしてきた時間と生き方を加味して選択する必要があると思う。



なんもしない治療法…

先生がサイゴーくんとの過ごし方で選んだ選択。偉そうな生意気な言い方になるといけないんだけど、読んで感じた先生の飼い主としての気持ち、感じることができました。とてもよく分かりました。

しかしこれ、都合のいい人間には誤解しないでほしいですね。

なんにもしないこと、ほったらかしとは違うからね。



1)早期発見で治せる病気もあるから病気と闘う勇気をもとう
2)どうしても完治できない癌を受け入れる飼主としての器を
3)治せる病気と治せない病気を見極める直感を大切にする事


嘘みたいなこともあるんだって…
治らない病気だからって持ち込む
病気で長く生きれないからと持ち込む
見るのが辛いからと捨てたり持ち込む

これだけは絶対にしないで…
そんな家族や知り合いがいたら、ろくな死に方できないよ!自分がされたら嫌なことするな!って、叱ってあげてください。警察でも保健所でも何でもいいから連絡してください。飼い主がペットに対して、そんな酷いことをさせないであげてください……

こういう飼い主のかたは、そもそも病気になるまで病院にも連れて行かないんじゃないかと思ってます。

定期的に健康診断を受けていれば、治る病気も治療法もあります。

最低でも年齢を目安にして、シニアになったら定期的に病院に通うようにする事は、犬たちの老化を知るキッカケにもなるし、その身体の変化にあわせて必要な環境を整えるキッカケにもなり、家族であるペットの健康管理をする飼い主の私たちには凄く有り難く大切なことなんです。


家族が生きた時間
私のしてきた選択

私は、すべてがいつも正しかったとも思わない。悔いも残れば、寂しさは募り積もるものだから。

だけどね、最期、後にも先にも最期の一息までを感じられること。最期まで体を寄り添って過ごせること以外に何もいらないものでもある。

これだけは絶対にそう思う。

孤独死なんて悲しいでしょう。気づいてもらえないのも悲しいでしょう。死に目に会えないのも悲しいでしょう。
側で見守られて、側で見守って、これが一番です。

特に先住犬たちは、私がランボーのお腹で育つ時間の母子の栄養管理とお世話から、お産の産婆をして、どの子も取り上げて臍の緒を綺麗にしてきた産声を聞いた小さな小さな命だったから、その最期の時も見守ってあげられたことは、どんなものより幸せな時間をもらえたと思っています。

欲を言えばね、キリがないけれど、それだけでも幸せなことでした。
今だから、ようやく、こうして思えるようになった『気持ち』です。

私は獣医師ではないから
知識もないから
出来る限り彼らの身に起きてることを知りたいし学びたいし感じたい。
そして、すがりたくもなるの。
なんにもしない選択はできない。
私は獣医師ではないから
的確な治療はできない
けれど、ありったけの愛情で精一杯に寄り添って共に生きたい。
もっともっと、もう少しって…。


有難い事に『飼い主と愛犬』双方に寄り添ってくれる先生がいます。私と愛犬がともに信頼する先生が身近におられるから、私は最後まで飼い主として大好きな愛犬が心ゆくまで生き尽くせるために治療も努力もさせていただけます。日々の暮らしのお世話も介護も楽しんでさせていただきます。

そうしてきたから。これからも。

お散歩、お買い物、ボール投げ、お話、グルーミング、お出かけ、食事の時間、いろいろできて、いろいろできなくなる…。

けれど、通院も治療もお世話も介護も愛すべきコミュニケーション。通院も仲良く楽しいお出かけとなり、待合室もふたりには居合わせた人とペットとご挨拶してお喋りを楽しむ時間、どれもこれも二度とない掛け替えのない一緒に経験する大切な時間です。

私と愛犬の選択は、出来ることのすべてを一緒に過ごす、生きることを楽しむ事です。


愛と温もりで生かし尽くせる、余すことなく幸せな時間を生き尽くすことができるための『皆様と愛犬の選択』を悔いなく素晴らしく生きてくださいねっ。

先生とサイゴーくんの幸せを、サイゴーくんの素晴らしい犬生を心より願います。
Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP


愛するペットの介護、飼い主がやるべきことは?

文/柿川鮎子 最近、ペットの介護問題が話題になることが多いのですが、犬は何歳ぐらいから介護をしなければならないのか、人と違って犬の介護って何をしたら良いのでしょうか。普段、元気な犬と暮らしていると漠然とした不安に襲われることがあります。 質の高いシニアドックライフケアについて、実際に老犬介護の現場で働いている動物介護・看護師佐々木優斗さんに、人と違うペットの介護について教えていただきました。 ■犬がシニアになる時 「まず、いつからがシニア犬か、ですが、医療やフードの発達で平均寿命がのびています。人と犬の寿命差を見てみると、産まれて1年後の小型・中型犬は人でいうと17歳ぐらい。大型犬は12歳と、最初は小型・中型犬の方が先に成長します。でもそれが5年後ぐらいから逆転して、大型犬の方が先に歳をとり、15年後の中型・小型犬で76歳、大型犬で110歳です。人で110歳というと驚きますが、だいたい、小型犬も大型犬も産まれてから7~10年後ぐらいで飼い主さんが体の変化に気が付いて、介護についてのことを考えるようになります」。 「一番びっくりされるのは、トイレの失敗です。でも、人では当たり前のこと。町を元気に歩いているご高齢の方が下着に失禁パットを付けていても別に何とも思いませんよね? 特に大型犬は大きさの割に身体維持機能が不十分なため、細胞レベルでの寿命が短いと言われています。したがって、腫瘍の発生率も高くなります。私の愛犬も8歳で腫瘍で亡くなりました」。 ■犬の老化は耳→目→鼻の順 「シニアの兆候は人と同じで背中が丸くなって背中が下がり、尾尻が下がってきます。感覚の衰えは聴覚から。よく目が白く濁ってきて、物にぶつかるので目からと思われていますが、実は聴覚なんです。『うちの子、呼んでもなかなか来なくなって、頑固になっちゃったの』という飼い主さんがいますが、もちろん高齢で頑固になる子もいますが、初期の段階では耳が聞こえない可能性もありますよ」と佐々木さん。 嗅覚は最後まで機能を保つため、嗅覚を使った脳トレは効果的。 そこで、佐々木さんが提案するのは、人でもよくやる脳トレーニングです。最後まで嗅覚は衰えないので、嗅覚を使った犬の脳トレが有効的だと言います。

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チカぷの一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

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