私の伝えたいこと
迷子・収容・殺処分・里親募集
飼い主の手を離れて街を彷徨う迷子の動物たちが集まる収容施設「動物愛護センター」「保険所」
迷子の犬たちは、空腹や渇きによる衰弱、交通事故、水難事故など、さまざまな危険に晒されることになります。
私たちの足元を彷徨う小さな迷子に気づいた人の優しさ、その手により、多くの危険から保護され、その多くは最寄りの警察に届けられます。
届けられた犬たちは「命あるもの」ですので、適切な保護ができるように動物愛護センターへと向かいます。
収容されても、
所有者の明示がない。
これこそが不幸のはじまりです。
飼い主不明の行き場のない犬となる。
マイクロチップや首輪に鑑札と狂犬病注射済票を取り付ける「所有者の義務」を守ることが出来ていれば、登録されてる情報から帰ることができる。
ですが、飼い主なら家族であり飼い犬であり愛犬に対して、その愛情を示すべき約束を守らない。こうした意識やマナーが悪いようで、ここが危機的状況を広げているのだとも思います。
その結果・・・
収容された犬たちが溢れます。
押し出されないようにと必死で緊急募集される状況も繰り返しの毎日になるのです。
かと言って・・・
命を迎える責任は重い。
命を育てることは気持ちだけでは成り立たない。
なかなか飼えるもんじゃない。
だから・・・
なかなか問い合わせもありません。
仕方のないことであり、大切なことでもあります。譲渡もニーズがあってこそ成立するものです。
躊躇されることも大切なことです。
可哀想な犬って何ですか……
可哀想だからで飼うことになるのは良い選択であるとは言えないと思う。
可愛いからといって安易に飼ったあげくに不幸を与えられる動物が多いからです。
こうした動物がちゃんと社会に受け入れられるために、愛されるために、飼い主も動物も一緒に暮らすことが幸せでないといけません。
常に収容場は満杯状態。
それは、不備のある飼い方をされてる方々が多いからでしょう。
次から次に保護されて収容される。
飼い主不明の犬でいっぱい。
いっぱいすぎて進まない譲渡。
センターの職員の皆様も
ボランティアの皆様も
早くお家に返してあげたい。
早く新しい飼い主さんへと縁を繋いであげたい。
殺処分だけはしたくない。
その一心です。
しかし・・・
最悪の結果、限られたスペースから押し出すように殺処分をしなければ新たな迷子の動物を収容できなくなる事態となるんです。
ギリギリまで諦めずにセンターからは登録されてるボランティアの方へのお願い、ボランティアの方々もスペースに余裕があれば緊急の引き出し保護や里親募集を呼びかけられています。
しかし・・・
センターなどのスペースが満杯の状態であるならば、いくら引き出し保護されても追いつくわけがない。
多くの方が里親となってくれても、追いつくことがないほどの状態なのだと察することができます。
だから、殺処分反対の皆さま
殺処分するな!殺すな!などという行政への批判をするのではなく、殺処分ゼロを願うならば、飼い主さんに呼びかけて下さい。
「所有者の明示の義務の徹底を呼びかけて下さい。」
迷子となった犬や猫が無事に保護されて収容されたとき
飼い主さんが判明するように
帰るべき家が分かるように
常に満杯の収容場にしないように。
殺処分を行わせないために、私たち飼い主が正しく飼うことで不要とするように。よろしくお願いします。
犬は飼い主次第っていうけど、選ぶこともできない動物たちからしたら、良い飼い主でないことは、それだけで障害であるでしょう。
飼い主となる人間が個々に持つべき責任を、殺処分というものを利用し「責任」をなすりつけるのはやめましょう。
人間の勘違いは、
不幸になるためにあれば、
幸せになるためにもある。
by ロングテール
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP