台風を前にお願いがあります。(不幸な動物と後悔を減らすために備えを)


大型で非常に強い台風24号

29日には沖縄・奄美に近づいたあと、30日、日曜日ごろには西日本にかなり接近するおそれがあるそうです。深刻な台風による被害、畳み掛けるように起きた北海道での地震、ここまできた復旧作業も復興もままならないなかでの今回の台風、なすすべもなく悲しくてたまりません。


天気図を見ても分かるように、見るからに日本をすっぽりと覆う勢力の大きさ、日本列島を横断する進路に逃げ場がないことがわかります。

台風の進路にあたる地域は、最新の情報を確認しながら避難場所の確認、時間に余裕をもつように早めの備えと早め早めの行動、すぐに避難ができるように準備をして身を守ってください。


今回の台風の速度や勢力は、各地に甚大な被害、大規模な停電をもたらした台風21号似ている言われている点も恐ろしいところなのですが、私が暮らす地域でも今まで経験のないほど、誰もがこれまでと違うと感じた危機感からも記憶に残る台風でした。

避難勧告が出たこともあり、初めて避難した人たち、広い世代で災害意識が広まり高まっただろうと思います。

何より驚いたのは風の強さでした。
あまりの強風に地震のような揺れを感じたり、どこかから飛んできたガラスが窓の外のベランダで割れる音がしたり、何も出来ず祈るような気持ちで猛烈な風に晒される恐怖に圧倒されましたが、なにより怖かったのは、ようやく風が弱まり台風も過ぎるのかと思えば、待ってました!とばかりに、そこからは立て続けに大雨が続き、何もかも予想を上回る台風の威力に言葉を失う恐怖を感じました。

唯一の心の救いとなったのは、やはり犬たちでした。

前日から雨戸を閉めて備えたので、彼らは静かな部屋の中で食事をして室内を走り回ってオモチャで遊び… いつもと変わりなく過ごしていたので、外の様子が不安になって窓の外を覗きに行ったり、各部屋を見回ったりしてウロウロしてる私に、遊ぼうよ!と尾を振り駆け寄る無邪気な笑顔が大きな安心を与えてくれました。

翌朝には、ベランダで割れた音のしたガラスの掃除、家の周りのゴミ拾いをしながら見回ると、どこからか飛んできた網戸やプランターで我が家のフェンスが破損をしていました。

それでもSNSやテレビから見える各地の嘘のような被害の状況を見れば、これだけのことが起きていたのだから、我が家の被害なんて小さなもの、この程度で良かった、これくらい当たり前だとさえ納得できてしまうほど、過ぎた後にも改めて身の危険を実感することもできました。





被害はどこにでも誰にでも…

先に今回の台風について書かせていただきましたが、今日のタイトルの通り、「皆様にお願いがあります。」

こうして災害がくるたびに、人に対し飼い主である皆様に対して、繰り返しだからと思いながらも同じ内容の声をかけさせていただきながら、毎回のことでウザくないか、どうなのだろうかと考えることもありました。

それでも台風が迫るなか、彷徨い歩くペットの姿が投稿されたり、まだまだ迷子や避難時のペットの置き去りは後を絶ちません。どうしたらいいのか。

犠牲となるペットや不幸なペットと悲しみと後悔を減らすための備えをお願いすべき、皆さんの心へ届くようにお伝えするのには、どのようにしたらいいのか悩み考えました。そこで今日は、先ず下の投稿を読んでほしいのです。


皆様へ
地震の為、停電で今朝5時半にやっと復旧しスマホも使える様になりました。先ずはモカちゃんの為にシェアや捜索のご協力頂いた皆様にお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

皆様に一番避けたいご報告をしなければならなくなりました。8月20日の夕方、自宅から出て行方不明になっていたモカちゃんが昨日、田んぼの中で遺体で発見されたと連絡を頂きました。

遺体が発見される数日前は、まだ新しいモカちゃんの物と思われるウンチが発見され、一回目の便には沢山の稲が混じった物、二回目に発見された便は、ほとんどが土だったそうです。。

モカちゃんは確実に数日前迄は 生きていました。あの大きな台風の豪雨や強風の中、たった一人 小さな身体で、どんなにか恐くて、お腹が空いて、お家に帰りたかったのだろうと思うと、可哀想で可哀想で、胸が潰れそうです…。

動画が撮影された知らせが来たのは撮影されてから4日後です。
自分が行けば保護出来たと言う訳では決してありません。ですが、無謀と思われても、今できる事を全力で実働を信念に助けたいと思う子が居たら何処にでも出向く。これが今までも此れからも私の遣り方です。富山県迄は1日1便、千歳空港から直行便がありました。躊躇してないで直ぐに現地に飛べは良かったと、今とてもとても後悔しています。

地元のボランティアさん達にモカちゃんの行方不明が伝わったのも脱走してから10日以上が過ぎていました。飼い主さんと手分けして必死に捜索して下さいました。

大切な家族を守れるのは、飼い主さんしか居ません。気を抜かず、これ以上無い位の神経を使って大切な大切な家族を守って下さい。もう2度とモカちゃんと同じ子を出さない為に…。

5才のモカちゃんは、やっと大好きな家族の元に帰って来て抱き締めて貰う事が出来ました。モカちゃん此れからはずっとずっと大好きな家族と一緒に居ようね。



自分とペットを守る覚悟の「備え」…

トップの写真の小さなモカちゃんは、投稿にあります通り、迷子となり先の台風の影響を受けて亡くなってしまいました。

可哀想な死を悲しみ悼むだけでなく、モカちゃんの死から伝わるメッセージを無駄にしないように、飼い主である誰もが受け止め、家族に対して見直すべきところを考え、今まで以上に防ぎ守れるようにしていきたいという思いから投稿をさせていただきました。


投稿先には生前のモカちゃんを見かけられた方による動画もありましたが、やるせないですね…… 

生と死、目の前の現実を感じました。
すごい怖くなった。
すごく不安になった。
皆様にも、そうであってほしい。
読んで知って、どう感じていただけたでしょうか。

私も誰だって飼い主なら他人事じゃないから。さらに多頭飼育なら尚更、さらにさらに保護活動で頭数を抱えてるなら尚更だろうと。

私自身も出張帰りの駅で新潟県中越地震、さらに出張先の都内で迎えた東日本大震災を体験し、地震や台風だけでなくゲリラ豪雨や大雨でも、その恐怖が度々よみがえるようになった今、今までと違う昔と違う、大きな災害に繋がる可能性がどこにいてもある身近なものになっていることを感じる危機感を持つようになりました。

そして災害に対する意識や対策としても始めた近隣の高齢者の皆様とペットのお手伝いや預かり、避難のお手伝いを通してますます考えるようにもなりました。

たとえ知識や経験は増えても、毎年歳を重ね体力も落ちる私に以前のように7頭の家族がいたらどうだろうか、やはり今の私には多頭は無理だなぁと思いました。避難も避難後も。自分と犬たちすべてに責任もつってことの大きさを改めて考えさせられました。

10数年前の私は考えてもなかった馬鹿な飼い主でした。が、今は「ペットを飼うこと」自体も災害込みで考えなきゃいけないということ、日頃からのペットの脱走や迷子の問題、訃報や災害時の置き去りからも改めて実感することができるようになりました。だから、この実感を実際の啓発に繋がなければと思う一心です。





死が隣り合わせにある「迷子」

何が何でも守り抜く!コメントにあったこの一言は私もいつも思うことです。そして飼い主さんの誰もがペットの身の安全を思い誓うことでしょう。

迷子から台風の被害にあってしまったモカちゃんは、運悪く…そう言えばそうかもしれない。まさか台風がくるなんてモカちゃんの飼い主さんも予測できなかったことですから。まさかここまで見つけてあげられないなんて思ってもなかったでしょうから。

モカちゃんに限らず、どの迷子となった犬たちも、迷子を防ぐための対策を日頃からしていても、もっともっとあったと思うんです。何かしら迷子にしてしまった原因があり、それを防ぐことは私たちができたはず、できなくてはいけないと思うんです。

いくら心配しても、無事に保護されることを願って無事を祈っても、結果に繋がる保証もなく無力といえば無力です。運良く見かけてくれた方の親切な保護により危険から安全を得られるかどうかしかない。そして、運良く保護された時、言葉を話せない犬たちの代わりに速やかに帰る場所を教えてくれる「所有者の明示」という愛情が飼い主さんが示せているかないかしかないのです。

何をどう言っても飼い主の責任です。
家族として動物を迎えた以上、どのような状況でも彼らには私たち飼い主しかいないのですから、飼った以上は、その責任を持つ覚悟で命を守り抜かないといけないと思います。


この投稿からは、悲しい残念な結果だけでなく大切なことが残されていると思いました。

モカちゃんが経験した「迷子となること」の過酷で厳しく辛い時間を過ごしながら生きてくれていたことがよく分かります。

朗報であれ訃報であれ、このような背景を私たちは知らなければならない、大切なことなのだと感じています。

かけがえのない家族である彼らに、死と隣り合わせにある「迷子」になるという厳しく辛い経験をさせないように、その命を左右する立場にあるのは飼い主となる私たちであることを肝に命じて気をつけましょう。私たちに守られている平穏である日々に生きられる彼らの幸せを守りましょう。


なかには重大なことであるにも関わらず、心配や迷惑をかけてることであるのに、何度も脱走をさせてる人もいます。逃げたという犬が悪いかのような言い方をされる人もいます。家出という人もいます。そんな人たちでも「大切な家族なので助けてください!見かけたら連絡ください!保護してください!」と言われます。

幸運なことに保護されることが出来て、家に連れて帰ることができた飼い主の方も同じです。「良かった!良かった!」では決して終わらないように、二度と脱走や迷子にしないように飼育管理、対策を心がけてほしいからです。

これまでもSNSを通じて見かけた迷子の呼びかけのお手伝いしていた方々から残念ながら訃報のご連絡と死に至る細かな説明までも丁寧に教えていただいたこともあります。

そうした詳細はブログにも書いたりしたことはありませんが、いただけた報告を先に繋いでほしいとの飼い主さんの思いからも、それを元にした発見場所や危険な場所などを常に呼びかけさせていただいております。

皆様の大切なまわりへもモカちゃんの事を踏まえて是非とも呼びかけてあげてくださいませんか。誰もしなくてもいい後悔をしないために。。





お願いがあります。

避けることができない災害から、私たち家族の安全を守るためには、日頃の心構えと備えです。今なら間に合うこと、ペットとともに避難できる準備をお願いします。

明日からは、お散歩・買い物・通院等、無理な外出は控えて大事なペットと共に安全な場所、早めの避難をして安全にお過ごし下さい。

私も今日は我が家の備えをしたいので、昨日のうちに近隣の高齢者の皆さんとペットの様子を見に行き、話をうかがって、力のいる雨戸を閉めたり台風の備えをしながらお願いをしてきました。皆さん優秀な飼い主さんで、足りない物はないし、注意書きや連絡事項の確認してると、「知ってる!わかってる!」くらいで(笑)私が口やかましい婆さんみたいでした。

遠回りなのですが心配な御宅が二軒あり、前に病後で病院のホテルを利用した老犬の対応と外飼いをされてる飼い主さんの家にも寄りました。

お爺ちゃんも老犬ちゃんも相変わらずソックリで(笑)元気に迎えてくれましたが、病院に預けた方がよいのか念のため確認してほしいとのことでしたので、病院で診察してもらって判断することにしました。

もう一軒は、以前に脱走未遂で終わったそうですが、天候によって良く吠えたりしてると聞いて、私たちはテレビから情報を知るけれど、犬たちは嗅覚や聴覚などの優れたセンサーから変化を感じ取れる敏感な動物なので、不安になって吠えたり怖くて逃げようとしてしまうから、せめて天気が悪くなる前に静かな室内や玄関に入れてあげてほしいという話をしてたんです。

直ぐにしてもらえるような良い反応ではなかったのですが、所有者の明示の(鑑札と狂犬病注射済札)お願いと約束だけはしてくれたので確認がてら行きましたが、犬小屋と犬がいないのでウロウロしていたら、吠える声がして覗きこんだら縁側に小屋も犬もいました。(笑)すっかり室内犬となっていて、安心どころか凄く凄く嬉しくて感謝しました。汚れていたカラダもフワフワ綺麗になってて、サンプルの薬用シャンプーも使って貰えてるみたいでした!所有者の明示もバッチリどころか、新しい首輪に名前と電話番号も書かれていました。

家の中で一緒に同居するようになって関係性が変わったそうです。お風呂が気に入ったみたいで直ぐに入ってくるんだとか、こんな大きい子が甘えて大変だわとか、軽い自慢まで交えながら可愛くて仕方ない様子でしたが(笑)こんなに喜んでくれるなら早くに家のなかに入れてやれば良かったと言われたのが一番嬉しかったです。

ほんのちょっとのことです、ほんのちょっとのことで、互いに求めあう幸せな関係になれるんだと目の当たりに見れて感激しました。

台風は地震と違い備えることが出来ます。私たちの身と同じように家族であるペットも被害にあわないように、飼い主である皆様が安全安心を与えられるように備えをしてあげてください。

屋外で飼育されてる犬たちは、犬を逃がしてしまう原因となる首輪・鎖の取り付けや劣化などの確認をお願いします。天気が悪くなる前に頑丈な家のなかへ、出来る限り私たちと共に安心して休める場所を作って予め移動を済ませてあげてください。

最近では室内からの脱走も増えてるようにも感じています。

室内の犬や猫も安全とは限りませんので、気を抜かないようにドアや窓の隙間のチェックや網戸にしないなど、いつも以上に戸締りに気をつけて、万が一が起きないよう愛情いっぱいの脱走対策に心がけ守ってあげてください。

怯えたり不安な様子の場合は、屋根付きのゲージの中に入れたり、タオルをかけたクレートのなかへ入れてあげたり、犬たちが安心して休める居場所を考えて用意してみてくださいねっ。


もしも…
脱走させてしまうと直ぐに探しにもいけません。通常と違い周りの皆様にも呼びかけのお願いもできません。
何よりペットは屋外で雨風にさらされ、河川の氾濫や洪水などによる命の危険が常にあることを考えてください。


もしも…
ひとり歩きの犬や猫、飼い主の分からない犬や猫を見かけたら状況により保護できる状態であれば、声をかけて避難させてあげてください。近くに警察があれば届けたり、自宅で預かれる場合は保護に努めてあげてください。

犬の首輪に装着されている所有者の明示(マイクロチップ)の確認をお願いします。猫の首輪には迷子札(マイクロチップ)がないか確認をお願いします。
その後に、保健所・愛護センター・警察署・役場などに保護した動物の情報を連絡ください。

台風が去ったあと、周辺で飼われているペットではないか、探しておられる方がいないか、その周辺や近所に出来るだけ声をかけてみてください。
皆様の身の安全を第一に無理のない範囲で、どうか協力のお願いをさせてください。お願いいたします。
Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP





最後に…

下のコピペは、コメント欄に投稿されていた飼い主さんによる言葉です。
それぞれの考えかたや思うところもあると思いますが、批判などはなされずに、何よりも誰よりも、その実際の言葉にこそ感じ取れるものもあると思いますので貼らせていただきます。

皆様、ご協力、心配、本当にありがとうございました。厳しいお言葉もありましたが、その通りだと、私自身身にしみて、後悔、悔しさの念、そして、反省し、喪に服しています。私の事は、どのように言われても、皆様の、お怒り、ごもっともな意見、真摯に受け止め反省いたします。ただ、最後まで、強く、お利口さん、だったモカ、諦めず頑張ったモカを、どうか、誉めてあげてください。本当にありがとうございました。感謝申し上げます。





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私の家の近くは運良く停電もなく過ごせたましたが、万が一の停電のために保冷剤と発泡スチロールやクーラーボックスを用意しています。以前に停電になった地域の皆様、ご用意くださると良いかと思います。


DOJINBARの女将さん 一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

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