素晴らしい笑顔を浮かべる穏やかな優しい犬

犬は、手放されるときも、お母さんを見て嬉しそうな表情をしました。

お母さんが抱き上げ、無理やりケージに入れました。
私は犬を後ろから押しました。

犬は、お母さんとお出かけだと思ったのかもしれません。切ないです。

シェルターには足りないため、水のバケツももらいました。
この嬉しそうな表情にこそ、犬という動物のすべてが詰まってる
そのように感じました。

「お母さんが抱き上げ、無理やりケージに入れました。私は犬を後ろから押しました。」わたしのなかの何かがギュウッと潰されるような思いのした一文でした。
新しい嫁ぎ先への持ち物は、バケツひとつ。なんとも言えない気持ちがしたけれど、愛着のあるバケツが身の回りにあることで少しでも新しい場所での生活の始まりに落ち着けるといいなと思ったりしています。


吠えない、鳴かない、穏やかな女の子、こんなにも優しい犬。

この子を見て知ったとき、ある犬の面影を思い出しました。捨て犬、事情があって引き取った犬、買った犬、我が家は様々な大型犬ばかりの多頭でしたが、私が小学生高学年となったころ、自分でお世話するための犬を飼いたいとお願いしたことがありました。

犬という家族というよりも、その頃はいつも一緒に過ごせる親友が欲しかったんです。「友達」を飼いたいと頼んで、祖父が知り合いのブリーダーの方の家に行ってお願いして、何度も通って、犬のことを教わり、お世話の練習をさせてもらったりしながら、コロコロとした可愛らしい柴犬のドンちゃんという女の子を迎えました。

吠えない、鳴かない、穏やかで驚くほどにとてもとても優しい犬でした。姉のような最高の親友ができました。私の写真は、いつもドンちゃんと一緒でした。あのドンちゃんの面影を感じるんです。

どうかこの子を一人ぼっちにしないで、室内飼育で、いつも話しかけてくれる家族に巡り会えますように、心からそう願っています。

新たな名前は、可愛らしさと親しみを感じるワカメちゃん。これから、ワカメちゃんの預かりボランティア様、フォスターペアレント(里親様)を募集されるそうです。

下のCAPINさんのブログから、ワカメちゃんを知って出会ってもらえないでしょうか。私もこれから素晴らしいワカメちゃんが最高の家族に出会えるまで、ブログを見守らせていただこうと思っています。
Lovely days   CHIKA'S MIND TRIP


チカぷの一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

0コメント

  • 1000 / 1000