目の前の生について

深川保健所に収容された
17歳のメスのゴーレデンレトリバー
彼女の里親募集の投稿を知ったのは数日まえのこと。
⇒ http://bit.ly/2rUWpaB

理由が見当たらないほど綺麗で穏やかな犬が横たわる姿に違和感を感じました。看取りの覚悟をもてる里親さんが見つかる以前に、突然ふりかかった持ち込まれた状況、どんなに若く健康な犬でも環境の変化は体調を崩すものですから、介護が必要なほどの犬の様子が心配でした。


ご存知のかたも多いかもしれませんが、この子は名前をルースと名付けられ、しっぽの会さんが引き出してくださいました。
⇒ http://bit.ly/2KxLqeY

収容当初は里親募集されるほどの状態でもあったようなのですが、食事をとらなくなり衰弱し一気に命さえも危険な状態になってしまいました。
高齢の犬であることは何がおきるか分からない。悲しい。


肝臓と脾臓、お腹に卵大の乳腺腫瘍、いくつもの腫瘍を抱えた体であったなんて…… これだけの高齢であれば、健康であるほうが難しいだろうけど。
暴れることもなく、泣き言もいわず、穏やかな表情を浮かべている……
生きてることのが不思議にも思えてきてしまいました。


こんな事いいたくないけど
死までが一生だもの。
死もまた生き方のひとつ。
大切に、大事にしたいよね。
生まれてきたからこそ、
どんな最期を迎えるか、
それまでをどう過ごすかって大事だと思っています。

当たり前のことだけど、
ルースの姿をみて、目の前の生を感じ、これから迎える死を感じ、改めて私たち飼い主の役目の大きさを感じています。大事に感じ大事にできる私たち飼い主、家族でありたいと思いました。

そして、引き出しを決意し保護してくれた方の悲しみと優しさに大事にされてる今、苦しいし辛いし痛いとかあるだろうけど、どの写真のルースも、とても安らいで眠ってるように見えますよね。大好きな飼い主さんとの楽しかった思い出、夢を見ているのかな。

相変わらず、飼い主さんを批判される方々の投稿もありますね。
飼い主さんが持ち込んだ理由、どんな事情であれ、終生飼育を守らないのは無責任な悪いことだし酷いことであるけれど、だからって何も知らない私たちが飼い主さんを批判する必要もないでしょう。そんな汚い言葉でルースは幸せにはできない。
批判などで救える命はない。
そんな言葉よりも大切に感じなければならないものがあるはずだと思って眺めていました。

他人の批判をやめて
それぞれに誓いましょうよ。


大型犬の17歳
毛艶も良く綺麗だもの
大事にされていたように思えて、収容所に?そんな違和感を感じました。
こんな綺麗な犬が持ち込まれるケースは珍しいんじゃないかなと。
よほどの事情があったのかもしれないけど、持ち込みはダメだよね。
周りのかたに相談して、なんとかもう少し何とか共に過ごすことが出来なかったのでしょうか。


大好きだった飼い主さんではないけれど、収容先でもなく優しい場所、愛情に見守られて過ごしてくれてて
嬉しい。

ねぇ、ルース、良かったね。
愛に見守られて穏やかに静かに愛情に満ちた時間を過ごしてください。
美しい犬、ルース。


ルースの生に誓う。
わたし、大切な家族のため
もっと犬を知ります。
もっともっと犬に学びます。
もっと頼りになる飼い主になります。
頼り甲斐のある家族になります。
彼の素晴らしい世界であるように。
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

チカぷの一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

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