セルフィー好きな人間のせいで家が決まらない


セルフィー大好きな人間のせいで
家が決まらないニャ
あの猫たちがピンチ

<ペットはSNSで「イイね」をもらうための道具か? 人間の自己顕示欲のしわ寄せが>

愛くるしい表情やしぐさで人間を癒し、良き友人としても大切にしたいペットたち。

そんなペットの里親探しを仲介するとある施設で、時代の流れを受けた問題が起こっている。

英ミラー紙が伝えるところによると、イギリスにある猫の保護施設「モーゲリー」に、新しい家族がなかなか見つからない猫たちがいる。

そして、その全てが黒猫だという。

この施設を建てたクリスティーン・ベイカは、黒猫が伝統的に縁起の良くないものだと思われていて、不幸、魔術、迷信と関連するイメージが原因だと説明する。

ただ最近は、これ以上に興味深い原因も疑われている。

黒猫の写真写りが悪いため貰い手がないという説だ。

ベイカによると、彼女がモーゲリーを立ち上げた21年前に比べ、黒猫を巡る里親事情はかなり悪化したという。

良いセルフィーには黒じゃだめ?

「今や誰もがフェイスブックにセルフィーを載せたいと思っていて、その中に黒猫が写った写真は出てこない。非常に自己愛的なSNSの使い方だ」と語る。

これは「黒猫は不吉」という固定概念が強かった昔の話ではない。

里親と猫の話になるとベイカはこう尋ねるそうだ。

「あなたは猫の毛色について柔軟な考えを持っていますか?」と。

相手の答えは総じて「はい、ただし黒でない限り」。

いわゆる「インスタ映え」が、ペット選びの重要なポイントのひとつになっており、黒猫の里親探しは「人間の自己顕示欲のせいで確実に難しくなっている」とベイカは言う。

(米カリフォルニア州に住む黒猫のインスタアカウント@spotticusmaximusは1万8000人のフォロワーを抱える人気)


黒猫の里親探しは、猫の人生、いわば「猫生」がかかっている。

猫の平均寿命はここ十数年で急伸しており、20歳を迎えるご長寿猫も多くいる。

ギネス世界記録によると、38歳と3日まで生きたアメリカの猫が過去最高齢として認定されている。

猫からしても、長い間一緒にいる可能性のある人間から求められるのが「インスタ映え」とは、何とも微妙な気持ちではないだろうか。

癒し、喜び、安らぎを与えてくれるペットの存在は、私たちにとって代えがたい。

ただ、これから、もしも新しい家族を迎える予定があるのなら、その時は少しだけベイカの話を思い出してほしい。
(2016年6月にイギリス財務省に配属されたネズミ捕獲猫のグラッドストンは黒猫だ)


この記事をシェアしていたTwitterの方がこんなコメントをしていました。

「インスタ映えでも見た目の好みでも、愛情を持って飼うならいいと思う。SNSの為に撮影の時だけチヤホヤして、あとは無関心ていうのが心配。」

そうだよね!って思った。
可愛いから見て!見て!!って気持ちも分かるんです。私だってインスタには我が家のウーさん(Woody)がズラリだもの(笑)

でもこれ、見映えとか自慢ではなくて、日常を切り取るからこうなるの。
時を共に過ごしてるから。

たまには女将さんもって言われるけど(笑)ごくたまにでいいのw
私の日常は私の心の目線だから。

けれど、Twitterの方も、記事にもあるけど、「イイね!」稼ぎとか
率直に、みっともないなって思う。
価値観、薄っぺらいなって思う。

言い方わるいけど、
はっきり言っちゃうね!

単にペットを「ネタ扱い」で利用するなら、ペットを飼うよりも自分にお金かけて磨き上げて「ネタ」にすりゃええよ。誰も傷つけないからね!

傷つけないどころか、上がるでしょw

毛色、サイズ、スタイル、犬種や猫種、好みがあるのはいいけれど、
自分はどうなのさ!って思うの。

選んでる自分を見てみてほしい。
選んでるあなたも選ばれるのよ。
あなたは選べるほど美しいのかな?



成長こそが美しい。

私は、そう思います。
新築の家だって、綺麗なのは最初だけ。感謝や愛情がなければ、次第に汚れてボロ屋になるよね!高い靴だって手入れをしなければ、ヒールも底も酷いものよ。


愛情があれば
目も心も行き届く
手をかけることができる
大切にできる
愛情がなければ何も磨かれない。

これは、ペットであり家族である動物に教えてもらえたこと。

彼らが成長とともに体現し見せてくれたこと。

彼らは私たちを見た目で選ばない。
見た目で差別しない。

恥ずかしいよね。
アプリに弄ばれてるなんて。
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

チカぷの一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

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