タウチー 凶悪 動物虐待遺棄事件


闘鶏

闘鶏とは、ピットと呼ばれるリングで、脚に小型の刃物を括り付けた2羽の雄鶏を闘わせる競技。
鶏たちは血まみれになって死に至るケースもある。

日本で闘鶏が始まったのがいつ頃なのか定かではなく、起源が不明なほど古くから行われてきたと推定。
しかし庶民の間で賭の対象とされることが多くなり、幕府は幾度か禁止令を発し、明治時代に法的にも禁止されるも生き残っていった。

軍鶏(シャモ)

沖縄では軍鶏のことをタウチーなどという。闘鶏用、観賞用、食肉用のニワトリの一品種。本来は江戸期のタイからの輸入種と伝えられるが、伝来いらい日本国内で独自の改良育種を施され、1941(昭和16)年「日本に特有な畜養動物」として国の天然記念物に指定された。日本農林規格における鶏の在来種ともされる。



聞きなれない言葉をタイトルにさせていただきました。私のまわりの沖縄の皆様にも、皆さんのまわりの沖縄の皆様にも知ってもらいたい、皆様の大切な地元沖縄での事だから関心を持って一緒に考えてもらいたい、だからあえて、沖縄での方言の「タウチー」という言葉をつかわせていただきました。

かなり古くからあったとは言え、昔は大切に飼育され可愛がられていたのかもしれません。けれど今、闘鶏に利用され傷ついた鶏たちに対する扱いは思う以上に「残酷」であることが注目され、それが事件に発展する問題となり、恐ろしいことにエスカレートしている事態が起きています。

いつもブログを読みにきてくださる皆様なら既に目にしてご存知だと思います。動物愛護に関わる活動されてる方々、動物が好きで日頃からアンテナを張られ関心を持たれておられる皆様だけでなく、私も「え?」って思う年齢や職種や様々な皆様に聞かれることがあり話をしました。どの程度の内容をご存知であるのかは別としても広まってきているのだと思います。

それだけ異常なことが起きていると感じたのだと思いました。


私は以前に「クックハウス」さんの投稿をタイムラインで読む機会があって知ったのですが、ここまでするのか!と、ひどく悲しくなりショックを受けましたが、その後に続く嫌がらせに至っては、他国で起きてるような異色に感じる恐怖さえも感じるような生臭い嫌なものでした。

この事件……
気持ちの悪さを感じないですか?
エスカレートする異様さ
とても凶悪です。
人間にとっても恐怖を与える嫌がらせ行為は、動物の虐待事件の枠を超えている雰囲気を感じます。


もう一つ、ネコ虐待事件も相次いでると目にします。飼い猫や飼い犬を守れるのは飼い主さんだけですので、首輪には、鑑札・狂犬病注射済札・迷子札・マイクロチップを合わせての所有者の明示を必ず装着して、室内飼育で放し飼いにはしないように守ってあげてください。
そして一刻も早い犯人の逮捕を願い、このような犯罪がどうして起きてしまうのか…原因の対処に向けて行政の対応にも期待を寄せています。

多くの人に広く知ってほしい

そんな気持ちから、クックハウスさんの投稿いがいにも、しばらく検索をして、海外の闘鶏の記事や事件、SNSでの反応や記事を読んでみたり、いろんな感じ方や考えかたを知ってみたり、感情的にならず素直に感じる気持ちをまとめるように考えてきました。

皆さんは色んな方のブログで読まれて知られているかと思いますので、ブログにすることもないかとも思ったこともありましたが、ありがたいメッセージも頂いので、今日は私の思うところを書かせていただきたいと思いますので、お付き合いくだされば嬉しいです。


動物の解放を(虐待)

闘牛、闘犬、レース、猟犬、繁殖、ふれあい系など、、、
その動物、命に対する敬意、その動物に対する意識や考え方、その動物に対する扱いがどうかとう点、これらがいつも問題なのだと思います。

大切にされるわけでもなく「物あつかい」、人間が、さも偉いかのような偉ぶった態度「奴隷あつかい」、愛も親しみも感情のないものを使い捨てるような「道具あつかい」

とても愛されて、とても大切にお世話をされて、できる限り良い環境で育てられ健康に恵まれ、人と「共にする」生涯を生きられるのなら、問題になったり批判されたり誰も何も言うはずがないんです。

実際は、捕らえられた動物たちは感情も自由も奪われ、足元しかみえないような上から目線の愛のない扱い、歳をとれば病気になれば怪我をすれば、寿命と切り捨てられる。
その命が尽きるまで「虐待」を受けつづけるという… あまりにも残忍な人間の行為と背景があることです。動物に関する問題のどれもに共通して言えることだと思います。

愛情を注ぎ大切に育て、その美しさや可愛らしさなどの魅力を競うようなポジティブな鑑評会的なものにすれば動物も人間も健康的でずっとずっと良いのに。


文化・伝統も成長を遂げるべき

この事件を知ってから何度も考えだけれど、やはり闘鶏は残酷な行為です、動物を利用する娯楽は廃止にすべきだと思うんです。

間違えて受け止めないで欲しいのが、なんでもかんでも動物動物動物とキーキー言ってる人たちとは違うし、他国や沖縄の文化や伝統、敬意を表すものもあれば、全てにおいて否定や反対や批判などをするということではないのです。

その文化・伝統の真髄、何が素晴らしいとされているのか、在り方そのものも大切に継承されるべきなんじゃないかと思ったんです。

なんとなく続けるものではないし、それは伝統でも文化でもなく、単なる娯楽や恒例行事みたいな程度になってしまってるものも実は少なくないんじゃないかと思ったり。。。

良いものは良い
良いものはより良く
良くないないものはいらない
悪いものはもっといらない。
だけです。

沖縄で起きてる事件にある闘鶏という文化の場合は、命あるものに対する敬意や動物の扱いについてが最初の問題なのですが、道徳はどこにあるのでしょう。

命の敬意から伝え護っていくことこそが、神聖な伝統・文化を重んじる心。大切に育て引き継がれるように在って当然なのではと思いました。

長い歴史のなかで、私たち人間と絶えず共に生きて生かされてきた動物です。冠のつくような文化・伝統という立派なものだと主張するならば、昔はそうであったとしても、新たな時代に生きる私たちが次世代に繋ぐものとして、良くない文化や伝統であるならば、歴史も成長を遂げていくべきではないのでしょうか。

動物も私たちも共に豊かなほうが幸せじゃないですか。

今では犬は番犬ではなくペット家族。
家族にサイズは関係ない大型犬も室内暮らし、お世話しづらくネグレクトになりやすい外飼いされる人たちも減り、外飼いされる方々も犬が快適に過ごせる広さや環境を整えるようにもなりました。

動物たちのための法律や自治体による条例、犯罪は人間しか犯さないからでしょ。法律も条例も時代において必要に正しくあれるように変えていくものでしょ。

それでも時々、田舎だから家のまわりは放し飼いが多いの!なんて言ってるのは、田舎という環境を悪く利用した人間の言い訳なだけ。自分も環境の一部なのに他人事のような低い意識。

こうした地域は収容情報を開くと本当にペットの収容数の多さに驚くより引きますよっ。そして多くの場合、首輪はぼろぼろ、毛並みもぼろぼろ、所有者の義務がされていない
法も守らずペットを飼っている。
時代遅れって言葉があるけれど、その通りだと思います。

動物への道徳的な配慮は必要だと思いませんか。その土地の文化や伝統だとしても、心で語り継ぐことは大切にしても、野蛮な風習なら、この時代において継続すべきではないと思います。

私たちと同じ喜怒哀楽をもつ動物の心には無関心、彼らのあるべき健康を奪い、命さえも削り利用し、犠牲とすることが由緒ある伝統なのでしょうか。

賭け事も似た節はありますが、争い・闘いなどの思考の娯楽は危険です。
特に野蛮で残酷なものは。。。


こんな事件が1年も前からずっと相次ぐって考えてみてほしいです。
相当なことです。
何人もの犯人がいるのでしょうか。
たまたま保護された数でさえ80羽ですが、死亡してる鶏もいます。
こんなことができる犯人なのですから、人目につかないだけで、もっともっと多くの鶏が酷い処分のされ方をしてることも十分に考えられるかと…
ゾッとします。

まして文化や闘鶏に関わるのなら事態は重い問題ですよね。ふと他国の犬食文化に似たものも感じましたが、世界から非難されかねない事態になんじゃないのでしょうか。

闘鶏に関わる人たちはどうされているのでしょうか?
無実の人たちが嫌な思いをされてるのではないかといった心配もあります。
どうか関係者の皆さんも事件解決のために協力して犯人の逮捕を目指してくださいますようお願い申し上げます。

そして犯人が逮捕されたとき
その行為に至った全貌を包み隠さずに話してほしいし、そのあとにでも闘鶏を禁止としてほしい、個人的にはそんな思いがあります。



闘犬、闘鶏、闘牛等の取締条例

闘犬、闘鶏、闘牛等の取締、禁止を目的とし、闘犬等の闘いを見せる目的で公衆を集めることを禁止している。
都道府県では1948年、東京都で制定、その後、北海道、神奈川県、福井県、石川県で制定。
東京都、神奈川県、福井県、石川県では『全面禁止』とされ、北海道では土佐犬に関してのみ『許可制』としている。



人間の闇(残酷・野蛮)

伝統や文化に「戦争」を結びつけるのは、と言われるかもしれないけれど、文化の開けていない昔は世界のどこでも乱暴で教養の未熟な野蛮な時代もあったのだと思います。

そこからイメージできたのが戦争でした。平和を願いながらも、争いをなかなかやめられないのは、様々な理由があるのだろうけど、その理由の発端ともなる人間という動物のなかに古くからの野蛮な習性が残っているからかなぁと思うことが今回いがいでも度々あるのです。

動物を利用し闘わせる行為、弱いものを利用する優越性、残酷で野蛮以外のなにものでもないと思うんです。
傷つけあいを興奮して楽しむ神経なんて…… 不気味じゃないですか。
しかも自身では闘わない、痛みも知らず高みの見物、商業として利用し見世物にするなんて…… 無慈悲で残酷な行為でしょう。



動愛法違反・強迫・迷惑行為

1年前ほどから虐待遺棄事件が相次ぎ、今年の1月からは、本田さん(クックハウス)の自宅前にまで闘鶏により傷ついた鶏たちが無残な姿で遺棄される事件が続いています。

その数80羽以上……
頭以外での理解を深めるために相手の立場に立つよう想像しようとするタイプなのですが、あまりの事に吐きそうになるばかりで想像など追いつかないほどです。だって80羽以上なんて。
何をどうしたらそれだけの数の闘鶏。

よく生きていてくれたといえるほどの酷い瀕死の状態から既に死亡もしている鶏もいて、それを調べただろう本田さんの自宅を選んで置かれてるわけですから、抵触どころか明らかな動物愛護法違反であり、脅しや身の危険を感じさせる強迫であり迷惑行為。

これが先ほども書いたような伝統や文化である闘鶏に関わる動物の虐待と遺棄事件となれば、沖縄としては大問題となる大きな事件でしよう。

こんな痛ましい行為をする人がいるのは事実なんです。そのことを知る家族や知人や友人などもいるはずなのに、なぜ未だに犯人が捕まらないのか、組織のような不気味で闇深さまで感じます。

動物愛護法
この法律が目的としているところは、動物虐待等の禁止により「生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資する」こと(動物愛護)、動物の管理指針を定め「動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止する」こと(動物管理)、となっている。愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪である。違反すると、懲役や罰金に処せられる。



語るよりも早く…(閲覧注意)

痛々しい姿の鶏たちが残酷なままに遺棄された、捨てられたと言ったほうが多くのひとに伝わるかもしれない感じのする鶏たちの動画です。
壊れた物を捨てるように無残なままに捨てられ逃げる息もない姿が撮影されています。

知ることは一歩です。ですが伝えかたと同じで知りかたも色々あります。
文字や言葉だけでも表現により想像できることもありますので、くれぐれも無理はなされないでくださいね。

涙もこぼせないほどに腫れ上がった顔の残酷な写真だけでも私は気分が悪くなり、今日ブログを書くと決めるまで躊躇して全てを観ることができませんでした。(この映像は、クックハウスの本田京子氏によって撮影されたものです。)



一刻も早く犯人逮捕を…

『この話に憤りを覚えた筆者が、残忍な遺棄事件の実態を探るべく本田さんに話を聞いた』記事を貼ります。
この記事には、上の動画いがいにも傷ついた鶏たちの写真が掲載されておりますので、注意をしながら読んで知ってください。

動物にも苦しみや痛みがあり、「生きたい」という意志があることを本田氏の撮影した写真・動画は物語っている。いずれにしても、法に抵触する行為を見逃してはいけない。一刻も早く犯人が判明することを願う。(以下の記事より抜粋)



沖縄 琉球新報による記事

下に琉球新報の記事を貼らせていただきます。これまでの流れがわかりやすく書かれているので、地元の方々もこれにより多くのひとが知ってくださることを願っています。

琉球新報さんが記事で掲載してくださったおかげで、多くの人へ届き広がり、応援コメントが寄せられていると本田さんの投稿にもありました。

猫の虐待記事にもあった心理学の先生の言葉ですが、地域が関心を持つことで、事態がエスカレートするのを防ぐ効果があることを強調されていました。地域全体に広まることで、このような犯人を犯罪を許さない空気、出来ない環境を築き上げ整えていってほしいです。

(掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。)



クックハウス

応援、ご支援をよろしくお願いします。(医療費、医療品、継続費用、施設用品等に使わせて頂きます。)

■ 振込先

  • 琉球銀行 名護支店
  • 普通947522
  • 口座名義:クックハウス

  • ゆうちょ銀行
  •  記号17000 番号21578761
  • 口座名義:本田京子



私個人も大好きな沖縄です。友達との思い出、ウエディングドレスをレンタルしに旦那さんと沖縄旅行をしたり、思いが詰まった沖縄であり、お店でも沖縄の調味料、沖縄の料理もメニューにさせていただいてもいます。

大切な友人も何人もおります。
沖縄の友達には、私たちの知らない沖縄の人たちの心、戦争について、どれもこれも大切に聞かせていただいてきました。なので、色々と書かせていただきましたが、今日までいろいろ調べて考えてきた時間は、大切な思いからなのです。

決してキーキー言ってるわけでも沖縄を批判してるわけでもなく、凶悪で残虐な犯罪も犯人も沖縄でこんな事が起きてることは許せなくて・・・


沖縄県へ声を…

闘鶏の飼育と管理の監査のお願い
闘鶏の見直しと廃止のお願いの意見を届けます。


皆さまも感じたことや考えや思いを届けてもらえないでしょう。
特に沖縄県民の皆様からの声を届けていただけることを願っています。他県民の意見も参考にしてもらえるだろうけど、やはり大切なのは沖縄県に暮らしてる皆様の気持ちだと思うから。




命を大切にして…

ブログを読んでくださりありがとうございました。皆さんは今、どんな思いや考えや意見、お気持ちでおられるでしょうか。

動画も写真もすべて真実を伝える姿です。それ故に痛々しく悲しくなるものなのですが、ここまで書いてきた私の気持ちの変化の1つとしては、どの子もラッキーな鶏たちです!
と言うことです。


クックハウスさん、本田さんに出会えて救われた、今も生きている命です。安心して元気になって、亡くなった鶏たちの分も生きられて良かったと思える時間を生きてほしいと思うようになりました。

これから多くの支援が継続して必要とな状況にあると思います。
遠方からだけでなく沖縄県民の皆さんにもご協力のお願いをさせていただきたいです。そして、クックハウスの本田さんのことを、地域の安全性を、傷つけられる鶏たちが増えないように、どうか県民の皆さまの関心と意識から守ってさしあげてほしいです。
よろしくお願いいたします。


捨てられた動物にも命がある。
やめて!と言わなくても痛みも悲しみも恐怖も私たちと同じように感じている。それをすることは虐待です。

殺処分を廃止にすることで犬猫の問題が解決はしないように、どんなことにもいえるけれど、問題となる『原因』を見誤ることなく、原因に対処する重要性を理解してもらいたいです。

動物は使い捨てるものではなく
愛されるべき存在
命を大切にしてください。
Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP



チカぷの一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

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