支持します!思い切って販売をやめよう!
飼育放棄された犬猫の殺処分や、大量繁殖場「子犬工場(パピーミル)」が社会問題になる中、福井県福井市内のペットショップが、子犬や子猫を店頭のショーケースに並べる生体展示販売の中止を決断した。
命の「売れ残り」などが生じやすい手法を見直し、飼育放棄につながりやすい衝動的な購入を減らす。
今後は、フードや用品販売、毛をカットするトリミングなど犬猫の一生に寄り添うケアサービスに力を入れていく方針で「飼い方や食事、しつけの助言で信頼されるショップになれば十分やっていける」としている。
生体展示販売をやめるのは福井市福新町のバウワウ運動公園店。
1985年に市内で開業し、移転した現在の「北陸最大級」の店舗で、トリミングを行うほか、国内外のフード、用品を取りそろえる。運動場のドッグランも無料開放している。
開店当初から行ってきた生体展示販売の中止について、店長の酒井伸明さん(35)は「展示販売に否定的な人が一定数いて、自分自身も(否定的な意見に)一理あると思っていた」と話す。
生体展示販売を行うショップの多くで行われている「抱っこさせ、聞かれない限り詳しい説明をしないような、衝動買いをさせるやり方」には反対だった。
購入後、説明不足が原因で「思ったよりほえる、毛がたくさん抜けるからいらない」と安易な飼育放棄につながるケースが少なくないことにも疑問を感じていた。
バウワウ運動公園店はこれまでも「ブリーダーから一匹一匹厳選してもらって」販売し、ペットの状態に応じたフード販売などアフターケアにも力を入れてきた。飼育上のトラブルが起きないよう心掛け、スタッフにも無理に勧めないよう指示。顧客に購入を思いとどまらせたこともあるという。
生体展示販売は今年3月に仕入れた子猫たちで取りやめ、犬猫を購入したい人にはブリーダーを紹介するなど相談に応じる。今後は厳選したフード、関連グッズの販売やトリミングに一層力を入れていく考えだ。
これまでの知識と経験を生かし、「ペットライフを送る飼い主と信頼関係を築いて一生の付き合いになれば」と考えている。
生体展示販売を「犬猫の大量生産・大量消費の温床」と訴えてきた公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の女優杉本彩さんは「ペット業界は時代にあったモラルあるビジネスへの転換が求められている。(生体展示販売をやめる)英断に心から敬意を表したい」とコメント。
買う側にも「自分の消費行動が動物たちを苦しめことを念頭に置いて、責任ある選択をしてほしい」と呼び掛けている。
子犬や子猫の生体展示販売をやめるとしたペットショップ「バウワウ運動公園店」さんに心からの感謝と敬意を持ってブログにさせていただきます。
今後は、フードや用品販売、毛をカットするトリミングなど犬猫の一生に寄り添うケアサービスに力を入れていく方針で「飼い方や食事、しつけの助言で信頼されるショップになれば十分やっていける」としている。
どうか、このショップの判断、決断を市民の皆さまの誇りにと、今後の運営を応援して、ペットを飼う皆さん、これから里親となる方々なペットを飼う市民の皆さんが良い飼い主となれるような素晴らしい場もして利用して欲しいです。
記事のなかにあるように、《これまでの知識と経験を生かし、「ペットライフを送る飼い主と信頼関係を築いて一生の付き合いになれば」と考えている。》とあるけれど、日頃から地域の高齢者の方々とペットのお手伝いをしていても、こうした場こそが必要なのだと思ってる。きっと、こうした店舗の考えや行動は、必ずや飼い主を育み地域を豊かにしていくはずだし、迷子にしてしまう飼い主さんや遺棄などの無責任な人たち、殺処分さえも減らしていけるだろうと思います。
販売される皆さんも仕事なので私たちのように暮らしもあります、しかし、このようなシフトチェンジこそが今もこれからもペットを取り巻く問題と環境、私たちが求めていくものであると思います。思い切って販売をやめてほしいです。そして、個に任せきりにしないで、国は動物愛護法の曖昧さの見直しをし、今までの事件の事例、各地の自治体の抱える動物が苦しんでいる問題をもとに実際に必要とする課題へ細かいラインを丁寧に引いてほしい。抜け道を利用し逃している虐待の犯人や繁殖業者を厳罰へと裁いてほしい。
「NOと言わない日本人」
って言葉が浮かんだ。この問題は今回の記事とは直接は関係ないけれど、少し繋がるようなところがあるように感じたのは「曖昧さ」というところ。日本、日本人は曖昧にする傾向があるのかなぁって。胸張って「YES!(イイネ)」と言えるものよりも、なんでもイイネ!を押すところとかね。
私にもそうしたところは少なからずあるから、イイネを押す前に普段から後で読み返しするようにマークしておくようにしたりします。
けれど、今回のような決断をして切り拓いていける人たちは違うんだと思うんですよね。信念や志しがハッキリとあるような、だから信頼ができる。
逆に曖昧なものには不信感を抱いてしまう。動物愛護法も名ばかりで曖昧さが仇となり必要とした時、必要なものには、まるで使い道がない、とてもモッタイナイことだと思う。
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP
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