#西日本豪雨 避難所生活(予防と注意)

プライバシーを主張していられない。
我慢することが良いとも限らない。
優しさ思いやるのは大切なこと。
気を遣いすぎても疲れてしまう。
食べること眠ることさえ難しい。
心身のバランスは、難しい。
それぞれのバランスが混在する空間の避難所の生活。できるだけ優しい時間を過ごせるように、みんなが健康でいられることが大切ですよね。

西日本を中心とした記録的な豪雨の被災地では、多くの人が避難所での生活を余儀なくされています。慣れない生活で疲れがたまる中、厳しい暑さなどによって体調を維持するのが難しい状況だと思います。
避難所で生活する人たち、そして、ボランティアでサポートされている人たちにも知ってほしい注意点と対策をまとめました。

食中毒予防
梅雨明けした今、高温多湿となっているため、食べ物が腐りやすく、食中毒が起きやすくなり注意が必要です。水につかったり、停電した冷蔵庫に入っていたりした食品は廃棄するのは、もちろんのこと、せっけんを使った手洗いが基本だが、断水中で水がない時は、おしぼりなどで汚れを落とし、アルコールで消毒すること。とくに抵抗力が弱い方は重症化することもありますので、しっかり防ぐことが大切です。
  • 食事の前には、よく手を洗いましょう。水が十分に確保できない場合には、ウェットティッシュ等を活用しましょう。おにぎりなどは素手ではなくラップで包んで食べたりするよも良いと言われています。
  • 調理をおこなう際、食材を火や熱湯で十分に加熱しましょう。野菜などを生で食べる場合には、よく洗いましょう。
  • 下痢、発熱、手指に傷がある方は、食品の調理や配付をおこなわないようにしましょう。
  • 調理をおこなう台所や食器などを、可能な限り清潔に保つようにしましょう。
  • 避難所などでは「出された食事は保管せずできるだけ早く食べる」ようにしましょう。食べ残しや保管はせずに思い切って廃棄して下さい。


エコノミークラス症候群予防策
エコノミークラス症候群とは、食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
とくに災害中は断水などにより水不足が深刻化して、給水所では行列、配給される水でも十分とはいえない状態がつづく避難生活などには心配されています。
車内での避難生活を余儀なくされている方は、特に、エコノミークラス症候群の予防のため、適度な水分をとり、足の運動をするなどを心がけましょう。

予防のためにすること

  • ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う。
  • 十分にこまめに水分を取る。
  • アルコールを控える。できれば禁煙する。
  • ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない。
  • かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする。
  • 眠るときは足をあげるなどを行いましょう。


ご注意ください
避難されている皆様、復旧にあたる片付け等に携わっている皆様、体調不良となる事案が発生しているそうです。
浸水した家屋に戻って後片付けをする人、募集をうけてボランティアの皆様も活動を始められています。
流れ込んだ土砂や泥水のため衛生状態は極めて悪くなっており、各自治体は十分な感染症対策を取るよう呼びかけています。

熱中症に注意

梅雨が開け最高気温が30度以上の日が続くことが予想されています。
熱中症では、めまい、頭痛、吐き気などが起こり、重症化すると意識障害や臓器の機能障害を起こして命を落とすこともあります。高温多湿の環境や脱水に注意し、早めに気づくことが大切です。
  • 水害の片付けをする際にはこまめな休息と水分補給をしてください。
  • 避難所から外出する際には帽子をかぶったり、定期的に日陰に入ったりするよう勧めています。
  • 避難所は風通しをできるだけよくすることも大切だとしています。
  • 高齢者は体温の調節機能が落ちてくるため、暑さを自覚しにくく、体温が上がっていることに気づかず、熱中症になりやすいということです。
  • 速乾性のタオルを水でぬらして、首元にあてるだけでも体温を下げて熱中症の対策になるとしています。

感染症に注意

浸水地域では、最近やカビが繁殖しやすくなり食中毒や感染症の恐れが高まりますので、くれぐれも注意してください。水害後の後片付け時は以下の注意をしてください。
  • マスク、ゴム手袋、長靴、ゴーグルの着用
  • 屋内にカビが発生している可能性があり、ドアや窓を開けて30分以上換気してから作業する
  • 床や壁などは水とせっけんで洗い流す浸水した衣類などは80度の熱水に10分以上つけた後に洗濯。
  • 清掃した屋内は扇風機などで乾燥させた後、床や家具、食器などを家庭用漂白剤などで消毒することも求めている。(日本環境感染学会)

電気の火災に注意

  • 今回の豪雨では、多くの車が浸水・冠水する被害にあいました。水がひいた後、そのままエンジンをかけるとショートを起こして火災が発生する恐れがあり、国土交通省は「自分でエンジンをかけず、販売店か最寄りの整備工場に相談してほしい」と促しています。
  • 水没や浸水後に電気の復旧等による火災が発生しているため、ご注意ください。水没や浸水した電気製品はコンセントを抜いてください。また太陽光発電設備が浸水した場合は、感電や発火の恐れがあるため近づかないでください。コンセントを抜けない場合は建屋のブレーカーを遮断してください。


ペット同行避難されてる皆様へ
避難所に犬猫と過ごされてる皆様、犬猫は人間以上に暑さに弱く熱中症になりやすい動物です。以下のようにご注意頂ければと存じます。
(公益社団法人 岡山県獣医師会より)

上リンク先には、救済物資の募集情報を掲載していますので、こちらも参考にご利用ください。被害に遭われた皆さんのために、少しずつでも、みんなで協力し合っていきましょう。できるだけ各地の情報を集めて更新してまいります。

こちらには、確認できた避難先を出来るだけ掲載していきます。避難所内の状況については、記載の連絡先へ確認お願いします。同時に、ペット同行避難が可能な避難所には、ペット用の救済物資が集まる場所でもあると思います。必要な物がある方、足りてない皆様は、お問い合わせ先としての参考にしてみて下さい。

チカぷの一日一楽

BLOG story,1 - 共生を考える はじめます。犬と生きる素晴らしい暮らしのために、私たち飼い主とは何か、求められているものを思い、考え、伝えて、皆さんと考えあっていきたい。 動物愛護の最後の砦は「飼い主」であるべきです。 Spell my thoughts Lovely days CHIKA'S MIND TRIP

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