伝えたい本当のこと
いつもブログを読みにきてくださる皆さんにお礼が伝えたいんです。
ありがとうございます。
私の若干ふつうより長いブログを読みながら(笑)一緒に考えてくださったり、リブログやシェアくださってくれる皆さん、私の思う考えや疑問や様々なことに目や耳や心を傾けてくださってくれる皆さんに感謝しています。
そして、
里親募集となる縁を繋ぎあってくださったり、迷子の犬や猫たちの代弁者となって飼い主さん探しのために拡散してくださったり、御心寄せていただき、皆さんの心をひとつにしていただけて、『ありがとうございます!』の一言に尽きます。
今回の川で発見された衰弱していた小柄なミニチュアダックスフントのことも、たくさんの皆さんが気にかけていただいていたこと、こうして後になればこそ、たくさんの皆さんの喜びや安堵の気持ちに触れることができて、やっと痛感することができるわけです。
当然、こうして御報告につながることができてなければ、皆さんへ繰り返しのご協力のお願いばかりで、このような気持ちにも出会えることも痛感できることもないままです。
なので、御礼とともに常日頃から啓発活動の1つとしてはじめたブログから『伝えたいこと』をこの機会に改めてお話をしたくなりました。
もちろん、飼い主さんに迷子となった愛犬の情報を届けたいのです。
ここに居ますよ!と。
右も左も前も後ろ… 360度見渡しても見当もつかない広大な世の中を探しておられるだろう飼い主さんに、お知らせたいのです。
けれど、けれどもねっ、
所有者の明示がされていれば、
義務を守ってさえいれば、
すぐに帰れるのに…… 帰れるのです。
- 私たち飼い主が持つべき知識
- 私たち飼い主の意識の向上
これだけで良い報告につながることが当たり前になってほしいです。
それだけなんです。
どれだけ多くの迷子となった犬たちが
家に帰ることなく命を落としただろう
- 交通事故や水難事故
- 飢えなどによる心身の衰弱
- 野生動物とのトラブル
- 病気や老齢によるものなど
私がまだ知らないこともあるでしょう。さまざまな危険と隣り合わせの迷子、生命の危機から運良く救われて収容保護されても『飼い主不明』の犬や猫たちは……
どれだけ多くの犬や猫たちが行き場をなくして処分されたことか。
どれだけ多くの待ち続ける動物のお世話をしながら、どんな悲しみを堪えてボタンを押してきた職員の方々の思い。
お迎えにいくはずの飼い主さん達が判明しないということは、そういうことなんです。
(参考:https://amba.to/2qZmlRP)
殺処分を反対してるだけでは、
殺処分を批判してるだけでは、
なにも救えなどしないんですよ。
保健所を批判してるなんて
以ての外なんですよ。
運良く収容保護された犬や猫たちは、飼い主さんを探すための期間を設けて情報開示をします。(届け出が出されていれば、返還されます。)
当然、こうした事には期限はつきます。
期限つかないとどうなりますか。
施設内の限られた収容スペース。
次々と収容される犬や猫
ギリギリな状態となれば……
健康的に保護すべき管理も満杯になれば、ストレスを招き健康を害します。感染症もまた心配となります。
それでもと・・・
引き出して保護されるボランティアの皆さんもやはり同じことです。
それでもと・・・
期限をすぎて譲渡可能に切り替えても、個々に抱える問題や野犬と呼ばれる犬達であれば、譲渡に相応しい時期を迎えるまでトレーニングが必要となり飼育が必要となります。
養うことになります。
収容保護スペース・譲渡スペース
養うことになります。
いつまで・・・
いつ新しい飼い主さんが見つかるかわからない、長期間保護されている犬や猫たちもいます。生涯を施設で閉じる子達もいるでしょう。
それでも次々と繰り返される。
そうなれば、当然それは不可能なことも生まれるわけです。
収容されること・・・
- 飼い主さんとの再会のチャンスとなること。
- 人間と生きていることへの一歩を踏み出すチャンスとなること。
しかし、実際には願っていてもそんなにうまくいくことではないから、殺処分は行われてしまうんです。
人間だからね
完璧になんて難しいことは分かる。
動物だからね
脱走もしてしまうかもしれない。
だからこそ、出来ることを……
飼い主の意識の向上からこうして良い報告につながることが当たり前になってほしいです。
それだけなんです。
良い報告をお伝えしたい。
けれど、朗報よりも伝えたいのは、私たち『飼い主がすべきこと』なんです。そしたら朗報も訃報も里親募集もいらないんですもん。
ねぇ、Woody
私の伝えたいこと、届くかな。
届くといいな。
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP
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